ALBUSノート

【6月の写真撮影のコツ】「写真映えしないかも……」を“いい感じ”に撮るには?

ふんわりとした優しい雰囲気を出しやすい「前ボケ」を活かした写真。実は、何気ない日常にある「物語」を残すテクニックとしても使えるんですよ。今月のテーマである「大胆な前ボケ」を活かして、ストーリー性のある写真を撮るコツとは?

01

画面の半分を前ボケにする

写真提供/@t.yuko.y

2人以上の人を撮るときは、みんなにピントを合わせることが多いもの。思い切って被写体を前後にばらけさせ、さらに画面の半分が前ボケになるようにしてみましょう。おすすめは、いつもの“主役”をあえてぼかすこと。大胆な前ボケにすることで表情や態度の違いが際立ち、ユニークな1枚になりますよ。

02

前ボケさせる被写体の目線で撮る

写真提供/@everyday_photo0809

奥の被写体(上の写真の帽子をかぶった子ども)がお話ししている相手や見ている相手の背中をぼかすことで、前ボケさせた人の眼差しを体験するような1枚になります。被写体の表情が、いつも自分を見ているものとは違うことも。そうした面白さをぜひ体験してみて!

03

小さいモノにピントを合わせる

写真提供/@hi_ri_365day

前ボケの面積が広いからこそ、小さいものや遠くのものに視線を集中させて存在感のある写真にすることができます。たとえば、ペットや子どもが遊んでいるおもちゃなど、単体で写真に撮りたいではないけど、思い出として残したいモノがあるときにぴったり!

あとから見たときに「これ好きだったよね」「何度も見ていたよね」と振り返ることができつつ、普段当たり前に見ている光景をいつもとは異なるアングルで残すことができます。

家族の風景の切り取り方を楽しんで

写真提供/左上:@tmngsor、右上:@ai3918、左下:@koharu_04、右下:@mihoiimura

ほかにも、部屋のいろんなところで寝っ転がっている、画面を見ている様子など、何気ない家族の過ごし方を撮るときにも大胆な前ボケの撮影チャンス。「写真映えしないかも……?」と思っていた家族の風景がストーリー性のある写真に仕上がりますよ。家の中でも外でも使えるテクニックなので、ぜひ試してみてくださいね。

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#紡ぐ365project_albus

STAFF / 執筆:南澤悠佳(ROLLCAKE) / 協力:百穀レンズ 田中佳奈(フォトグラファー、紡ぐ365Project主宰)、紡ぐ365Projectコミュニティーメンバー

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