ALBUSはスマホで撮った写真を毎月8枚選ぶだけで、家族の思い出を「ましかく」写真でかわいく残していけるサービス。日々時間に追われている子育て中のママやパパたちが、「無理なく続けられそう!」と始めていただくことが多いんです。
今年はいつもと様子が違ったゴールデンウィークだったこともあり、アルバムをきっかけに何かみなさんに楽しんでもらえないだろうか……。そう思い、5月に「家族のお気に入りの写真の思い出 大募集」を実施しました。
ALBUSユーザーのみなさんには、多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
今回は集まったたくさんの素敵なエピソードから、思い出を振り返る楽しさが伝わる4名の方のお気に入りの1枚をご紹介します!
01
イヤイヤ期も愛しい思い出に
ぺぺまるさん

最初にご紹介するのは、全力で泣きわめくお子さんと、心の中で(おそらく)ため息をついているぺぺまるさん。まるで、いつかの自分を見ているようですが……(笑)、この1枚が家族のお気に入りになったわけを聞いてみましょう。
ぺぺまるさん:
「まだ次男がお腹にいた頃、家族3人で紫陽花を見に行った時の写真です。お土産に買った紫陽花の金平糖を早く食べたくて、暴れる長男。もうすぐ弟が産まれるのに、こんなイヤイヤ期がいつまで続くのか、心配してしまう瞬間でした。
そんな長男も、今ではすっかり頼れるお兄ちゃん。イヤイヤ期に突入した次男のお世話をしてくれます。
ある時、イヤイヤ泣き続ける弟を見て『なんでこんなに泣くの?』と不思議そうにしていました。そんな時、この写真を見せてエピソードを話すと、照れ笑いしながら『僕も同じだったんだね』と言ってくれました。当時は不安な気持ちもありましたが、今となっては貴重な、とても愛おしい1枚です」
写真の中の小さな男の子が、弟さんの面倒をみるまでに大きくなったのですね。その成長を嬉しく感じつつ、もう二度と戻らないあの頃を思い出して少し寂しくもあり、でも一層かわいらしく感じられることが、とてもいいなと思いました。
02
「かわいい瞬間」をたくさん残したい
DNYさん

次にご紹介するのは、タオルに包まれた柔らかな表情の赤ちゃんです。「この写真を撮ったときの気持ちをなぜだかとてもよく覚えています」と話すのは、DNYさん。一体、どんな気持ちだったのでしょうか?
DNYさん:
「私自身は幼い頃の写真が少なくて、寂しい気持ちがありました。なので出産を機にALBUSをはじめて、娘のかわいい瞬間をアルバムに残しておきたいと思ったんです。予定日より2カ月早く産まれ、2カ月間入院していた娘。お風呂が好きで、沐浴のたびにとても気持ちよさそうにしていました。
退院直後は、母親としてまだまだ不安で育児もおぼつかない時期。沐浴もおそるおそるでしたが、いつも気持ちよさそうにしてくれる娘の表情に癒されていました。思い出の写真は、娘が退院してから10日ほど過ぎた日の沐浴上がりの1枚です。クリっとした目でこちらを見る表情がかわいくて、慌てて撮影しました。なんでもない日常ですが、あの瞬間を切り取ることができたことを嬉しく感じています。娘はもう9カ月。毎月お気に入りの写真は増えますが、この写真はいまだにスマホの待ち受けにしています。」
写真を見て記憶を辿るのではなく、その時の気持ちが自分の中で再生される感じ、僕にもよくわかります。何気ない日常の瞬間ですが、子育て中の不安な気持ちと癒しが同居したなんともいえない体験が、DNYさんにとってかけがえのない1枚となったのだと思いました。
03
ママの心はつゆ知らず……!?
くぅさん

3枚目は、ニコニコ顔のいたずらっ子が登場。前を見つめているおじいちゃんの顔を思わず想像したくなるような、ほっこりするエピソードです。
くぅさん:
「父は私の物心がついた頃から、髪の毛が少なくなってきていることに悩んでいました。当時はそんな父の髪に触るなんてご法度!恐れ多くて触れられませんでした。月日は流れ、息子を授かり、やんちゃ盛りの2歳児に成長。イタズラ好きで、10歳ほど上の姪っ子と共謀しては、じぃじにちょっかいをかける日々です。
私のお気に入りは、そんなじぃじの頭を息子は『赤ちゃんみたい!』となで回したあげく、してやったりと満面の笑みを浮かべ、こちらを見ている写真です。父も孫には甘く、全く怒る様子もなく、時の流れを感じさせてくれた1枚です」
お父さんを気遣って、髪の毛には絶対触らないようにしていた子どもの頃のくぅさんなら、「あのお父さんが穏やかな顔で、好き放題させているなんで信じられない」と思うでしょうね。そんなこととはつゆ知らず、息子さんの大胆な行動!写真を見ているこちらの気持ちも温かくなってきます。
04
会えない時間を満たしてくれる、家族の1枚
いまくにさん

最後は、パパと娘さんが見つめ合って笑っている1枚。家族の絆を感じさせてくれるエピソードが届きました。
いまくにさん:
「うちの夫は、離島で先生をしています。単身赴任なので、GWと夏休み、冬休みにしか会えません。私のお気に入りは、そんな夫が帰ってきた時の1枚。夫が寝ている寝室へ行き、『パパー起きてー!』と娘を乗せると……、お互い見つめあってニッコリ。2人の嬉しそうな表情に、思わずパシャリ!
当時は0歳だった娘も1歳になり、テレビ電話で「パパー」と言えるようになりました。今年のGWは、新型コロナウィルスの影響で帰宅を自粛したため、会えなくてとても残念でした。でも、アルバムで家族の楽しい思い出を振り返りたいと思います」
「2人が笑っていると幸せな気持ちになれる」と話してくれた、いまくにさん。今は離れていて会えないけど、お気に入りの1枚がその距離をつないでいると感じました。会いたい人になかなか会えなかった連休でしたが、写真を通して楽しい時間を思い返し、幸福な気持ちになれるのは素敵なことだと思います。
ROLLCAKE株式会社 藤井幹大
執筆:井ノ口理代、編集:南澤悠佳(ALBUS編集部)
写真の背景にあるエピソードを知ると、より大切な1枚であることが伝わってきました。ぺぺまるさん、DNYさん、くぅさん、いまくにさん、ありがとうございました!
ご応募いただいたエピソードはすべて読ませていただいたのですが、「成長」「結婚」「出産」「家族の絆」「兄弟の絆」「ペットとの絆」「子どもらしいリアクション」など、うるっとしたり、笑ってしまったり。みなさんの人生の一部をのぞかせてもらった気がします。
今回の企画を通して、ただ整理して保存するだけでなく、その写真に込められた思いも一緒に残していく。そして家族の宝物にしていくのが、ALBUSなんだと改めて感じることができました。
そして、そんな家族の宝物は「今から」つくっていくことができます。カメラロールを見返して、家族の思い出エピソードがある写真を探してみませんか?