子育てにとにかく必死の毎日。ふと子どもと過ごした日々を振り返ろうとしても、日々の小さな出来事や成長をなかなか思い出せないことも……。
今回お話を伺ったALBUS歴1年以上の奥山さんは、3カ月目、4カ月目くらいから、アルバムづくりがより楽しくなったといいます。どうしてそうした気持ちの変化があったのか。残しておいてよかったと思った写真の選び方とともに伺いました。
これから先、みなさんが体験される未来をすこしだけのぞき見してみませんか?
渋々はじめた「ALBUS」が、なくてはならないものに
──息子さんが生まれたときから「ALBUS」ユーザーの奥山さん。まずは、はじめたきっかけを教えていただけますか?
いよいよ出産を控えたころ、夫に「やってみない?」と誘われたんです。ただ、わたしはほんとうに面倒くさがりやで、自分のウェディングフォトですらデータのまま放置しているタイプ(笑)。

つづけられる自信もなかったし、はじめての出産だったので子どもが毎月成長していくことがあまりイメージできていなくて……そもそも、毎月アルバムをつくる意味もわかっていなかったんですよね。
あまり乗り気ではなかったので、夫に「1か月ごとに交代で注文するならいいよ」と条件を出したほど。当時はあくまで「お試し」の気持ちでした。
──「夫婦で交代」は、はじめて聞きました(笑)。その気持ちに、いつごろ変化が訪れましたか?
お食い初めをした3ヶ月目、4ヶ月目だったかな。アルバムの前月、前々月のページを見返してみて、「おや?」と気づいたんです。「1ヶ月でぜんぜん違う人間になってる……!」って。顔もみるみる変化するし、できることはものすごい勢いで増えるし、服なんてあっという間にサイズアウトするし……。
写真をアルバムに入れるだけで自然と成長を記録できることが、すごくおもしろく感じて。そこからは、すべてわたしが注文するようになりました。

──いま、1年以上つづけられていますが、アルバムはどれくらいの頻度で見返しますか?
毎月です。届いた写真をアルバムに入れるタイミングで、いま使っているアルバムと0歳代のアルバムの2冊を、親子3人で見返しています。
実は「ALBUSならでは」と思うのがそこなんです。たとえばスマホの写真って、撮りっぱなしで見返さないものが多いじゃないですか。旅行の写真を現像してアルバムをつくったとしても、クローゼットの奥にしまいっぱなしで。
でも、「ALBUS」だと毎月写真が届くから、毎月アルバムを見返すタイミングがある。毎月の成長だけでなく、生まれてから今までの成長を感じることができるんです。
日々接しているとわからないけれど、「この頃のステップがあっていまの姿があるんだな」って気づくこともたくさんあります。夫とも、「こんなにしょぼしょぼしてたのに立派になったね」としみじみしたり、「この頃は髪の毛が生えなくて心配だったよね」と言い合ったり……毎回いろいろ話しますね。

あと、一人目の子どもなので「ちゃんと遊んであげられているかな」と不安になることもありますが、息子が大きくなるにつれアルバムの中の世界もどんどん広がっていて、自分に対しても「よし、いろいろな経験をさせられたな」と思えるんです。ちなみに息子も、自分の写真を指さしてよろこんでいます(笑)。
写真選びは夫婦ふたりで
──「ALBUS」に入れる写真は、どのように選ばれていますか?
基本的に、夫婦ふたりで選んでいます。まずわたしがだいたい選んで、夫に追加してもらうスタイルで。
──へえ! ご夫婦で選ばれる写真にちがいはありますか?
わたしは「息子+父親」の写真を入れがちですが、夫は逆に「息子+母親」を選んでくれます。あとは全力で泣いている顔や、おもしろい写真は夫が入れてきますね。
──すてきなバランスですね。奥山さんの写真選びの基準はありますか?
そうですね……「はじめて」の写真を選ぶことは多いです。はじめての外出、はじめて着ぐるみを見たとき、はじめて外出先でうどんを食べたとき。あ、「はじめてのイヤイヤ」もあります。
──「はじめてのイヤイヤ」!
はい、「公園から帰りたくない!」と泣いているときの写真です。それまでは親に言われるがままだったのに、駄々をこねられるようになったんだなとスマホのシャッターボタンを押しちゃいました。成長を感じたときに撮った写真は、アルバムに入れることが多いですね。

あとは、お米まみれになっている姿とか……そのときは大変なこともあとで見返すとおもしろかったりするので、何かをひっくり返しちゃったりとかトラブルがあっても「これはALBUSで使おう」と思いつつ写真を撮ります。余裕があるときは、ですけど(笑)。
おもしろいのは、テレビを壊されたときの写真かな。1歳1ヶ月のとき、テレビ裏に入り込むのがブームのときに倒してしまって。増税前でよかったねって、もうすっかり笑い話です。
喋れるようになったら「このときのこと覚えてる?」って訊きたい写真がたくさんありますね。
──スタート時は乗り気でなかった奥山さんが、いまはALBUSのある生活をたのしんでいることがとても伝わってきました。
あはは、そうですね。写真を注文するたび、写真をアルバムに収めるたび、そして見返すたびに子どもの成長を実感できるのが、とにかくうれしいです。
何事も後まわしにしがちな自分が「無料写真プリント開始」の通知がくる前にアプリを立ち上げているのは、すごいなと思います(笑)。「ALBUS」が、子育てのたのしみを増やしてくれたのは確かですね。

終始笑顔で楽しそうにご家族と「ALBUS」の関係を語ってくださった奥山さん。私たち運営スタッフも、「最初はめんどくさかった……」と、本音を隠さず話してくださったことがうれしく、つい長い時間話し込んでしまいました。
ALBUSノートでは引き続き、「ALBUS」のたのしい使い方やサービスづくりに込めた想いなどを発信していきます。
💡ALBUSBOOKを「家族の宝物」にする工夫はこちら。
→専用アルバムもじっくり時間をかけて作りました。
STAFF / ライティング:田中裕子(バトンズ) / 編集:今井雄紀(ツドイ) / 撮影:岡田裕介(ROLLCAKE)
サポーターズのみなさん。ALBUSの藤井です。今回はみなさんと同じ、ALBUSをお使いの方のインタビューです。本当に楽しそうに話していただけて、うれしい時間でした!
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